足が弱いおばあちゃんの「自宅徘徊」対策は、私と一緒に外出することでした。

 

自宅徘徊の祖母。デイサービスに行っても、そこの施設内にこもりがちになってしまう。

 

認知症を患う祖母が半年ほど前から徘徊を始めました。

 

主に自宅内を無目的に歩行する「自宅徘徊」という形の徘徊です。

 

祖母は10年前急激に脚の力が弱くなり、それ以降トイレに行くときと入浴時以外はほとんど座った状態で生活しています。

 

こもりがちの生活によるストレスで外に出たい、動きたいという願望が徘徊という形で出たのでしょう。

 

週2回デイサービスに通わせていますが、滞在中は施設内にこもりがちになるためか祖母のストレスは軽減されないようです。

 

また、1ヶ月前に祖父が急死したことからの精神的ショックも徘徊の原因ではないかと推測しています。

 

祖父が亡くなってからは徘徊の頻度が明らかに増加し、1日1?2回程度だった徘徊が控えめに考えても5回前後になりました。

 

 

家の中をうろつく行動も徘徊だとケアマネジャーに教えてもらった。

 

徘徊が始まったころから自宅内のみをうろついていたので、当初これが「徘徊」だとは認識していませんでした。

 

福祉施設のケアマネージャーから「自宅内をうろうろすることも徘徊のひとつです」と言われて初めて祖母が徘徊していると認識しました。

 

外に出てしまうことは1度だけありました。しかしドアを開けて1歩出たところで気付き、なんとかなだめて椅子に座らせることができました。

 

祖母の場合歩行が極めて困難であるため、万が一外に出てしまっても遠くへ行かないうちに保護できるという安心感があり外での徘徊に関してはあまり心配していません。

 

 

「お出かけした。」っていう実感がある外出をした日は、ストレス解消になり、その日は、自宅徘徊を、ほぼしなくなる。

 

祖母の自宅徘徊の対処は外出させることです。

 

言葉でなだめても効果がみられなかったのですが、この手段は違いました。

 

祖母は杖を使っても歩行が難しいため車椅子を利用することになりますが、自分の足で歩けなくても外に出ること自体が祖母にとって喜びとなるようです。

 

実際外出をした日は徘徊をほとんどしなくなります。

 

外出時間の長さについては「最低何分以上」といったこだわりはありませんが、なるべく「出かけてきた」という実感が得られるよう自宅から離れた場所に連れて行くよう心がけています。

 

車椅子を押している以上徒歩での往復が困難でない場所に限られますが、外出するのとしないのとでは祖母の状態は明らかに異なります。

 

行き先はスーパーであったり銀行であったりさまざまで、「買い物に行きたいからついでにおばあちゃんも連れて行こう」と自分の用のついでとして祖母を外出させることが多いです。

 

何かのついでという形で連れ出す方が時間の有効活用になり、忙しい日でも祖母の外出の機会を作ることができます。

 

(管理人からコメント)
体験談ありがとうございました。
「自宅徘徊」という症状があることを、初めて知りました。

 

外に出て歩き回るほどの足の強さがなくなっている認知症患者の場合は、この自宅内をうろうろする症状になるのかもしれないですね。

 

家族の知らない間に外に出て行かないという面では安心感がありますが、自宅内であっても転倒などの危険は考えられることですよね。

 

「お出かけした。」っていう実感があることが大切みたいだっていうのは、納得感があります。

 

普段、自宅にこもりがちだと、天気のいい日に、ちょっとした外出をするだけでも気分が良くなりますよね。

 

デイサービスに行っても、そこの施設でこもりがちになるっていうのは、なるほどと思いました。

 

送迎車が迎えにきて、いつもの施設に行き、入浴をして、お茶を飲んだり、お菓子を食べたりして、そこで過ごして帰ってくるだけだと、同じことを繰り返しているにすぎませんよね。

 

デイサービスの施設側でも、ちょっとしたお出かけをするっていうことをしているところもあるのかもしれません。